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2023年9月6日水曜日

アドリア海からの武器:クロアチアによるウクライナへの軍事支援(一覧)


著:ステイン・ミッツアーとヨースト・オリーマンズ
  1. 以下に列挙した一覧は、2022年からのロシアによるウクライナ侵攻の最中にクロアチアがウクライナに供与した、あるいは提供を約束した軍事装備等の追跡調査を試みたものです。
  2. 一覧の項目は武器の種類ごとに分類されています(各装備名の前には原産国を示す国旗が表示されており、末尾には供与された月などが記載されています)。
  3. 機密性の関係上、一部の寄贈された武器などについて表示している数量は、あくまでも最低限の数となっています。
  4. この一覧はさらなる軍事支援の表明や判明に伴って更新される予定です。
  5. 各兵器類の名称をクリックすると、当該兵器類などの画像を見ることができます。

ヘリコプター (14)

多連装ロケット砲

牽引砲 (40+)

携帯式地対空ミサイルシステム(MANPADS)
  • 最大で6コンテナ分の 「9K32 "ストレラ-2"」及び「9K310"イグラ-1"」 [2022年2月 または 月から供与]

対戦車兵器

  • ''対戦車ロケット砲'' [2022年]

小火器

弾薬

2023年8月27日日曜日

ストレイト・アウタ・リガ:ラトビアによるウクライナへの軍事支援(一覧)


著:ステイン・ミッツアーとヨースト・オリーマンズ
  • 以下に列挙した一覧は、2022年からのロシアによるウクライナ侵攻の最中にラトビアがウクライナに供与した、あるいは提供を約束した軍事装備等の追跡調査を試みたものです。
  • 一覧の項目は武器の種類ごとに分類されています(各装備名の前には原産国を示す国旗が表示されており、末尾には供与された月などが記載されています)。
  • 一部の寄贈された武器などは機密性の関係上、表示している数量はあくまでも最低限の数となっています。
  • この一覧はさらなる軍事支援の表明や判明に伴って更新される予定です。
  • * はラトビア企業または個人がウクライナ軍に寄贈したものを指します。
  • 各兵器類の名称をクリックすると、当該兵器類などの画像を見ることができます。

汎用ヘリコプター (6)
  • 2 Mi-2 [2022年8月]
  • 4 Mi-8/17 [2022年8月に2機を供与,2023年8月に1機、さらに1機の供与を表明]

無人偵察機

自走砲 (6)

車両

携帯式地対空ミサイルシステム(MANPADS)

小火器
  • 機関銃 [2023年春]

弾薬
  • 銃弾(小火器用) [2023年春]

個人装備

その他の装備品
  • 予備部品(「M109A5Ö」用) [2023年前半]
  • レーション(MRE) [2023年春]
  • 医療物資 [同上]

※ この記事は2023年6月10日に本国版「Oryx」(英語)に投稿された記事を翻訳したもの
 です。


おすすめの記事

2023年6月8日木曜日

力強い味方:モンテネグロによるウクライナへの軍事支援(一覧)


著:ステイン・ミッツアーとヨースト・オリーマンズ
  1. 以下に列挙した一覧は、2022年からのロシアによるウクライナ侵攻の最中にモンテネグロがウクライナに供与した、あるいは提供を約束した軍事装備等の追跡調査を試みたものです。
  2. 一覧の項目は武器の種類ごとに分類されています(各装備名の前には原産国を示す国旗が表示されており、末尾には供与された月などが記載されています)。
  3. 一部の武器供与については機密扱いであるため、寄贈された武器などの数量はあくまでも最低限の数となっています。
  4. この一覧はさらなる軍事支援の表明や判明に伴って更新される予定です。
  5. 各兵器類の名称をクリックすると、当該兵器類などの画像を見ることができます。


携帯式地対空ミサイルシステム(MANPADS)
  • 226 9K32 "ストレラ-2M" [2022年3月から7月の間に供与]

弾薬類
  • 600 60mm及び82mm迫撃砲弾 [2022年7月以前に供与]
  • 7,964 57mmロケット弾(「UB-16」及び「UB-32」ロケット弾ポッド用) [2022年8月]
  • 8,036 57mm砲弾( 「AZP S-60」対空機関砲用) [2022年7月と8月]
  • 7,992 76mm砲弾(「AK-726」艦載砲用) [2022年8月]
  •  2,300,000 7.62×39mm弾 [同上]

被服及び個人装備
  • 500 ヘルメット [2022年3月]
  • 300 防弾ベスト [同上]

その他の装備品
  • Mi-8 ヘリコプター用スペアパーツ [2022年9月]
  •  7,000 レーション (MRE) [022年3月]

※ この記事は2023年5月20日に本国版「Oryx」(英語)に投稿された記事を翻訳した 
 ものです。


おすすめの記事

2022年12月29日木曜日

忘れられた戦争:ティグレ戦争で失われた航空機一覧 (2020-2021)


著:ステイン・ミッツアー と ヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao Goo

 エチオピア政府と北部のティグレ州との間で勃発した戦争は、エチオピアを混乱に陥れています。この武力紛争は2020年11月から熾烈を極めており、数千人が死亡、数百万人が避難を強いられいる状況にあります。

 エチオピア政府とティグレ人民解放戦線(TPLF)との間で何ヶ月にわたる緊張関係が続いていた後に、情勢が激化して戦争となったのです。

 1974年から1991年までエチオピアに存在していた共産主義・社会主義政権を打倒した後、TPLFは30年近くにわたってエチオピアの権力の中心にいました。エチオピアの人口の約5%しか占めていないにもかかわらず、ティグレ人の役人は政府を支配することができました。

 2014年から2016年にかけて反政府デモが相次いだ後、2018年にアビー・アハメド首相率いる新政権が発足しましたが、アビー首相はTPLFの権力を抑制しようと改革を強行し、ティグレ人を大いに動揺させました。

 それに応えて、ティグレ州は独自の地方選挙を実施して緊張が高まり、緊張は敵意をむき出しにする段階まで高まりました。

 この政治危機は2020年11月にTPLFの部隊(TDF:ティグレ防衛軍)がティグレ州のエチオピア軍基地を攻撃したことで戦争に発展し、エチオピア陸軍はティグレ州への侵攻を開始しました。

 この地域の支配権を奪回した後、TDFはエチオピア軍をティグレ州の外へ追いやり、エチオピアへの攻勢を継続しています。

 エチオピア空軍(ETAF)は、MiG-23BN戦闘爆撃機やMi-35攻撃ヘリコプターによる近接航空支援任務と、輸送機やヘリコプターを用いた敵に包囲された地域への人員や装備の運搬など、紛争のあらゆる段階で活発的に行動する姿が見られています。

 また、隣国のエリトリア空軍もMiG-29戦闘機をこの紛争に投入したと頻繁に報じられていますが、これらの主張を裏付ける証拠は示されていません。

 その一方で、ティグレ軍は少なくとも3基のS-125/SA-3地対空ミサイル(SAM)陣地と一基のS-75/SA-2陣地、多数の9K310/SA-16「イグラ-1」MANPADS(携帯式地対空ミサイル)、12門を超えるZU-23 23mm対空機関砲を含む、航空機に対抗できるいくつかの対空兵器を保有しています。[1]

9K310「イグラ-1」MANPADSを構えているティグレの兵士。このMANPADSは最低でも2機のエチオピア軍機の撃墜に関わったものと考えられている。

ティグレ軍の手に落ちたS-125陣地

 ティグレ戦争は他の紛争と同様にプロパガンダが横行しており、ティグレ側から定期的に撃墜したという虚偽の戦果がリリースされています。

このような根拠のない主張が頻繁に投稿されています

 この一覧はティグレ戦争におけるエチオピア機の損失を視覚的に確認することを目的としており、新たな損失が発生し、確認された場合に更新されます。
 リストの最終更新日:2021年11月12日(Oryx英語版の元記事の最終更新日は2021年11月12日)


固定翼機(3)

ヘリコプター(2)


1x MiG-23BN(2020年11月29日, パイロットは脱出後に拘束)





1x MiG-23BN(2020年12月6日,ティグレ州のシレ《インダセラシエ》空港への緊急着陸を試みようとした際に滑走路の手前で墜落)





1x L-100-30(2921年6月23日,ティグレ州のギジェット近郊でMANPADSによって撃墜されたものと推測。この機はかつてエチオピア航空で使用されていたもの。 墜落時の映像はここで視聴可能





1x Mi-35(2021年4月20日, ティグレ州のアビー・アディ近郊でMANPADSによって撃墜されたものと推測)




1x Mi-35(2021年11月12日, アファール州近郊でMANPADSによって撃墜されたものと推測)
 




[1] The Tigray Defence Forces - Documenting Its Heavy Weaponry https://www.oryxspioenkop.com/2021/09/the-tigray-defence-forces-documenting.html



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