2018年8月15日水曜日

シリアのSPR-1機動電子妨害システム


著:スタイン・ミッツァー、ヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao goo

シリアではよく知られているTシリーズの戦車とBMP歩兵戦闘車の他に、シリア内外の紛争で使用されるあまり知られていないさまざまな車両も運用している。その1つがSPR-1機動電子妨害システムだ。

今日の世界ではSPR-1の出現は非常に稀なので、このキャッチされにくい車両については殆ど知られていない。
チェコスロバキア、東ドイツ、ハンガリー、ロシアのみがSPR-1を運用していることが知られていたが、東ドイツはたった2両しか装備していなかった!

GT-MU多目的装甲車の車体をベースにしたSPR-1は、近接信管を電子信号によって妨害して迫撃砲弾と砲弾を無力化することを任務としている。          
電子妨害は2基の強力なアンテナによって行われる。そのアンテナから迫撃砲弾と野砲弾の近接信管の妨害を生成するパルスが送信され、砲弾が狙った標的に命中する直前に空中で爆発させる。









(画像の)両方の車両が典型的なシリア仕様の迷彩が施されていることが見える。
シリアはソ連・ロシアとの間に電子戦や電子妨害システムに関する特別な関係を常に有していたので、非常に少数ではあるが、これらの車両が80年代後半または90年代初頭に供与された可能性は極めて高いと思われる。

2両のSPR-1のうち1両はアンテナを展開している。おそらくこれらがシリア国内のSPR-1部隊の大部分を占めている可能性がある。
シリア内戦の初期には迫撃砲による照準射撃がたびたびあったため、ダマスカス近くのカシオン山の大統領宮殿の近くでいくつかの作戦行動が実施された可能性がある。
しかし、彼らの現在の展開する戦域は不明のままだ。

 ※ この翻訳元の記事は、2014年12月15日に投稿されたものです。
   当記事は意訳などにより、本来のものと意味や言い回しが異なる箇所があります。
   正確な表現などについては、元記事をご一読願います。 

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