著:ステイン・ミッツアーとヨースト・オリーマンズ
- 以下に列挙した一覧は、2022年からのロシアによるウクライナ侵攻の最中にエストニアがウクライナに供与した、あるいは提供を約束した軍事装備等の追跡調査を試みたものです。
- 一覧の項目は武器の種類ごとに分類されています(各装備名の前には原産国を示す国旗が表示されており、末尾には供与された月などが記載されています)。
- 機密性の関係上、一部の寄贈された武器などについて表示している数量は、あくまでも最低限の数となっています。
- この一覧はさらなる軍事支援の表明や判明に伴って更新される予定です。
- * はエストニア企業から調達したものを指します
- 各兵器類の名称をクリックすると、当該兵器類などの画像を見ることができます。
哨戒艇
- ''哨戒艇'' [予定]
牽引砲 (60)
- 36 D-30 122mm榴弾砲 [2022年3月から供与]
- 24 FH-70 155mm榴弾砲 [2022年5月から供与]
重迫撃砲
- 120mm重迫撃砲 [2022年/2023年]
無人偵察機
- 7 ''無人航空機'' [2023年2月以前に供与]
- 7 Threodシステムズ「EOS C VTOL」* [2022年6月] (リトアニアでのクラウドファンディングによって寄贈されたもの)
MRAP:耐地雷・伏撃防護車両 (7)
- 7 アルヴィス4 ''マンバ'' [2022年5月]
- 1 ドク-イン「MV-4」遠隔操作式地雷除去システム [2023年8月] (エストニア救助組合(Päästeliit)による寄贈 )
- 13 各種車両 [2022年前半]
- MAN 「KAT1 6x6」トラック [2022年5月から供与]
対戦車ミサイル
- 100 ロッキード・マーチン「FGM-148 "ジャベリン"」 [2022年3月]
- MBDA「ミラン」 [同上]
対戦車兵器
- インスタラーザ「C90」携行式対戦車ロケット弾 [2022年3月]
- 数百 サーブ「カールグスタフM2」84mm無反動砲 [2022年8月以前に供与]
- パンザーヴァンスピアス 1110(Pvpj 1110)90mm無反動砲 [同上]
- PK-14 ロケット対戦車地雷 [2022年9月以前に供与]
- 40,000+ 対戦車地雷 [2022年4月以前に供与]
小火器
- 最大35,000 M14 自動小銃 [2022年9月]
- 狙撃銃 [2022年6月以前に供与]
- 拳銃 [2023年前半]
- 擲弾発射機 [予定]
弾薬
- 数千 122mm砲弾 [2022年春]
- 数千 155mm砲弾 [同上]
- 数千万 拳銃弾 [2022年3月以降に供与]
被服・個人装備
- ヘルメット [2022年3月]
- ボディアーマー [同上]
- 10,000 冬季戦装備 (ジャケット, ズボン, シャツ, 靴下とブーツを含む) [2022年/2023年]
- 数千 迷彩服 [同上]
その他の装備品
- 2 サウナ [2022年12と2023年4月]
- 3 野戦病院 [2022年と2023年] (ドイツ・ノルウェー・オランダと協力して供与)
- 医療物資 [同上]
- 50.000 レーション(MRE) [2022年3月]
- 照準器 [2023年2月以降に供与]
- サーマルカメラ [同上]
- 双眼鏡 [同上]
- 通信装備 [2022年/2023年]
- 発電機と充電器 [2023年2月]
特別協力:Michael Bond (当記事のサブタイトルを提案)
[1] EU allies query Estonia’s bumper refund from weapons to Ukraine https://www.politico.eu/article/eu-estonia-bumper-arms-reimbursement-ukraine-european-peace-facility/
※ この記事は2023年6月8日に本国版「Oryx」(英語)に投稿された記事を翻訳したもの