2019年9月21日土曜日

オリックスのハンドブック:イランの無人機(一覧)


著 スタイン・ミッツアー と ヨースト・オリーマンズ (編訳:Tarao Goo)

このリストの目的はイランの新旧無人機とその武装を総合的に分類することにある。
リストを不必要な混乱から避けて簡素化するために、ここにはイランの防衛産業に関係があるか、就役している可能性がある軍用無人機のみを掲載している。

補足:

- 複数の派生型がある装備は、まとめて説明しています。

- アポストロフィ内の部分には、他の呼称名や非公式のものを入れています。

- 新型で就役していないか、時間が経過しても未だに就役していない種類については、試作機に分類しています。

- 多目的機の場合は、それぞれの項目に分類しています。

- 機能について疑わしい機種については「~の能力があるとされる」等と説明しています。

- 「海外で運用されている機種」の項目については、シリア国内やどこかでイランの要員が運用しているものではなく。イラン以外の国家及び非国家組織自体での運用が確認されているものを含みます。

- 装備名は可能な限り日本語化しますが、やや不明な場合は英字と併記します(読み方不明の装備は英字のままです)。

- 現時点でも全機種を網羅しているわけではないので、状況に応じて追加します。

このリストの正確性を保証するために多くの努力が注がれていますが、このリストへの指摘(追加や訂正)は歓迎します。

(装備名をクリックするとイランで使用されている姿の画像を見ることができます。ただし、同じ名前でも違う画像をリンクしている場合が多くありますので、全て確認すること推奨します。)


偵察監視型無人機 - 現用機

アバビル-3前期型 ''AB-3 または パフパッド(ペルシャ語で遠隔操縦無人機の略)'' 2種類: (2)
アバビル-3後期型 ''AB-3 または パフパッド''
ファルパッド
ハマセ 試作機: (1)
モハジェル-1 (退役したと思われる)
モハジェル-2前期型
モハジェル-2後期型 3種類: (2) (3)
モハジェル-2N 2種類: (2)
モハジェル-4 2種類: (2)
モハジェル-4B サーデグ ''サディク''
モハジェル-6
オグハブ-1
''サマド-1''
シャヘド-121 3種類: (2) (3) 試作機: (1)
シャヘド-123 ''HESA-100'' 2種類: (2)
シャヘド-129 2種類: (2)
シャヘド-191 ''サーエゲ-2'' 試作機: (1) (2)
ヤシール ''サイド-2''
サーイェ ''カヴォシュ''


偵察監視型無人機 - 試作型

アバビル-S ''アバビル-R
Babalan(バーラバーンの可能性)
チャムロッシュ ''ターレグ''
ファラーズ-II
ファラーズ-2 ''ファラーズ-102'' (自殺機としても使用可能と言われている)
ファラーズ-3 ''サハンド'' 2種類: (2)
ファラーズ-220
ファラーズ-230
フォトロス
モハジェム-92 ''ラキーブ''
モハジェル-3 ''ドルナ''
ナシール-1
ナシール-2
  レイブン(鹵獲したRQ-11かコピー)
ロビン
シャヘド-125
シャヘド-171 ''シームルグ''
V.C.T.U 133 試作機: (1)
詳細不明のUAV (1)
詳細不明のUAV (2)
詳細不明のUAV (3) 2種類: (2) (合成開口レーダーや電波妨害装置を搭載可能とされている)
詳細不明のUAV (4) (自殺機としても使用可能と言われている)

無人戦闘攻撃機 - 現用機

アバビル-3 (2発のガーエム-1,5,9 PGM:精密誘導弾を装備)
ハマセ (2発のシャフアクAGM(対地ミサイル) や ガーエム-1, 5 ,9 PGMを装備)
モハジェル-6 (2発のガーエム-1,5,9 PGMを装備)
シャヘド-123 2種類: (2) (2発のサディード-345 PGMを装備)
シャヘド-129 2種類: (2) (最大で4発のサディード-1 ATGM:対戦車ミサイルとサディード-345 PGMを装備)
シャヘド-191 ''サーエゲ-2'' (2発のサディード-345 PGMを装備) 試作機: (1) (2)
詳細不明のプロペラ機型シャヘド/サーエゲ (最大で4発のサディード-345 PGMを装備) 試作機: (1) (2) (3)

無人戦闘攻撃機 - 試作型

フォトロス (2発の詳細不明のミサイルを装備)
モハジェル-1 (6発のRPG弾頭を装備)
モハジェル-2 (12発のRPG弾頭を装備)
モハジェル-4 (2発のハイドラ70ロケット弾を装備可能と言われている)
MQM-107A ストリーカー (4発のミサグ-2 MANPADSを装備)
サーデグ-1 ''QOM-1'' (2発のミサグ-2 MANPADSを装備)
カラール ''ハダフ-1,アバビル-ジェット'' (爆弾, 対艦ミサイル, AGM, バーラーバーン ,ヤースィーン誘導爆弾を装備)
カマン-12 (Akhgar:アフガール空対地ミサイルを装備)
Sarir:サリール ''H-110'' (2発のミサグ-2 MANPADSを装備)
シャヘド-121 (1発のサディード-1 ATGMを装備)
シャヘド-125 (2発のハイドラ70ロケット弾を装備可能と言われている)
サーエゲ-1 2種類: (2) (4発のサディード-1 を装備可能と言われている)
シャヘド-171 ''シームルグ'' (4発のサディード-345 PGMを装備可能と言われている) 試作機: (1)
詳細不明の無人戦闘攻撃ヘリコプター (12.7mmガンポッドを装備)

自爆突入型無人機(徘徊兵器を含む)

アバビル-T 2種類: (2) (3)
カラール ''ハダフ-1,アバビル-ジェット''
ラーク ''シェカルチ,トゥーファン-2,チャムラーン-II''
''サマド-2''
''サマド-3''
ラード-85
''カセフ-2''
''カセフ-2K''
詳細不明の徘徊兵器 (2019年9月、サウジアラビアのアブカイク攻撃に使用された)

無人標的機

  MQM-36 シェルダック
  MQM-107A ストリーカー
アバビル-B(アバビル-2の派生型) 2種類: (2:シリアで発見された)
アバビル-CⅡ
AMIQO AT-2
AMIQO AT-3
AMIQO JAT-4
Baaz:バーズ
Chabokpar:チャーボクパル
  チャカ II
デルタ
ハダフ-3000
ハゼム-II ''ハーゼム-II''
ホマ ''ホマ A''
カラール ''ハダフ-1,アバビル-ジェット'' 2種類: (2)
キアン-1
キアン-2 (自殺機としても使用可能と言われている)
ナーセル
サーエゲ-1
サーエゲ-2
シャヒン ''シャヒーン''
タラシュ-I
QT-33A
詳細不明の標的機 (1)
詳細不明の標的機 (2)
詳細不明の標的機 (3)
詳細不明の標的機 (4)
詳細不明の標的機 (5)
詳細不明の標的機 (6)
詳細不明の標的機 (7)
詳細不明の標的機 (8)
詳細不明の標的機 (9) (シリアで発見された)

無人ヘリコプター

オグハブ ''ナゼル'' 2種類: (2)
詳細不明の無人ヘリ・マルチコプター (1)
詳細不明の無人ヘリ・マルチコプター (2)
詳細不明の無人ヘリ・マルチコプター (3)
詳細不明の無人ヘリ・マルチコプター (4)
詳細不明の無人ヘリ・マルチコプター (5)
詳細不明の無人ヘリ・マルチコプター (6)

記録にはあるが未だに公開されていない無人機

ハゼム-I ''ハーゼム-I''
ハゼム-III ''ハーゼム-III''
 ホマ ''ホマ B''
 ハドハッド-3
ナスル-1001
Orooj-4:オロージ-4
ピルージ-8
カエム
シャヘド-1
 シーラーフ
ソフレ マヒ
Tizpar
 ゾハル
Roham VTOL
Koker-1:コーケル-1 VTOL

外国で運用されている無人機

アバビル-B 2種類: (2, シリアで発見された)
アバビル-3前期型 ''AB-3,パフパッド'' (スーダンでは''Zagil III-B''として使用されている)
モハジェル-2 (ベネズエラでは''アルピア''として使用されており、, リビアのLNAレバノンのヒズボラにも輸出された)
''サマド-1'' (イエメンのフーシ派ヒズボラに供与された)
''サマド-2'' (フーシ派に供与)
''サマド-3'' (同上)
アバビル-T (フーシ派には ''カセフ-2 と 2K'' して、ヒズボラには''ミルサド-1''として供与された)
オグハブ-1 (イラクのシーア派組織に供与された)
ヤシール ''サイド-2'' (イラクのシーア派組織とヒズボラ[画像無し]に供与された)
詳細不明の標的機 (9) (シリアで発見された)

捕獲された外国機

  MQ-1A プレデター (捕獲日不明)
  RQ-170 センチネル"カンダハールの野獣" (2011年1月に捕獲)
  スキャンイーグル (2014年12月に捕獲) 
  デザートホーク (イラクかシリアでイラン系のシーア派組織によって捕獲されたと思われる。画像の左から2番目と中央の2種類)
  RQ-11 レイブン (同上、画像の左奥と右端)

協力: Adam Rawnsley.

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