メイド・イン・バクー：アゼルバイジャン国産の航空機搭載兵装（一覧）

著：シュタイン・ミッツアーとヨースト・オリーマンズ

 

　ほとんどの人々が知らないうちに、アゼルバイジャンは自国の空軍で用いるための膨大な種類の無誘導爆弾や誘導爆弾等を設計・開発してきました。

　これらの兵装のどの程度が実際に使用されているかは不明ですが、空対地兵装の設計・開発はアゼルバイジャンの新興兵器産業で有望な分野の1つであることは確実です。

　国産兵装にはソ連規格に基づく多数の無誘導爆弾に加えて、いくつかの誘導爆弾も存在しています。これらは最大で65km離れた標的に高精度で命中させるため、レーザー誘導、GPS/INS誘導、あるいは折りたたみ式翼を備えた誘導キットのいずれかが組み込まれています。

　誘導爆弾のいくつかは、「アセルサン」といったトルコ企業との協力で設計・開発されてきたものであり、トルコが開発した誘導キットとアゼルバイジャンで製造されたソ連規格の無誘導爆弾を融合させたものとなります。

　トルコの同種兵装とは違って、アゼルバイジャン製の誘導爆弾は「Su-25」や「MiG-29」といったソ連製の航空機に搭載できるように設計されています。簡単に言うならば、アゼルバイジャン製の無誘導爆弾は誘導機構や後部フィンはトルコ製と全く同じですが、アメリカが開発した「Mk.8x」汎用爆弾シリーズを自国産のソ連規格の無誘導爆弾に置き換えたものです。 

　結果として、実質的にトルコ製と同一の高い命中精度を誇る誘導爆弾が、約30機の「Su-25」飛行隊や、アゼルバイジャン空軍が近い将来購入すると思われる「バイラクタル・アクンジュ」無人戦闘航空機（UCAV）でも使用できるようになりました。

　トルコが独自開発した爆弾の種類が年々増加していることから、それに伴ってアゼルバイジャン製の種類が増えることも起こりえないわけではないと思われます。[1] 

　いつの日か、現代的な誘導爆弾の導入を通じてソ連時代の航空機の能力向上をさせようとしている外国へアゼルバイジャン製の爆弾が輸出されるケースを目にするかもしれません。 

   

※ 各兵装名をクリックすると当該兵装の画像を見ることができます。

無誘導ロケット弾

• 57mm S-5 最低でも2種類: (2)
• 80mm S-8 最低でも2種類: (2) 【地上発射機からも発射可能】

汎用爆弾

• QFAB-10 【主に子爆弾として用いられる: 2種類: (1) (2)】
• QFAB-25 汎用爆弾
• QFAB-50 汎用爆弾 (延長信管を装着可能)
• FAB-100 汎用爆弾
• QFAB-100 汎用爆弾
• QFAB-250 汎用爆弾
• QFAB-500 汎用爆弾
• BETAB-250 コンクリート貫通爆弾
• 形式不明の無誘導爆弾 (1) 汎用爆弾
• TAB-7 訓練用爆弾
• TAB-50 訓練用爆弾
• TAB-100 訓練用爆弾

空対地誘導爆弾

• QFAB-50-ISAB [射程:最大で65km]
• QFAB-100-SAB [射程:最大で65km]
• QFAB-250-LG [射程: 12+km] (アセルサン製「LGK」レーザー誘導キットをアゼルバイジャン製「QFAB-250」汎用爆弾に組み込んだもの)
• QFAB-250-KAB  [射程: ?]
• QFAB-250-SAB  [射程: ?]
• FAB-50-KAB [射程: 25km（ロケットブースター装着時：50km）]
• FAB-75-KAB [射程: 30+km（ロケットブースター装着時：60+km）]
• 「コンテナー-250/10」グライダー式クラスター爆弾
• 形式不明の無誘導爆弾 (1) [射程: ?]
• 形式不明の無誘導爆弾 (2) [射程: ?]

[1] Deadly Advanced: A Complete Overview Of Turkish Designed Air-Launched Munitions https://www.oryxspioenkop.com/2022/01/deadly-advanced-complete-overview-of.html

※ 　当記事は、2022年1月18日にOryx本国版（英語）に投稿された記事を翻訳したもので　

　 す。当記事は意訳などにより、僅かに本来のものと意味や言い回しを変更した箇所があり 

    ます。

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ロシアの戦争：2008年南オセチア戦争でジョージアとロシアが損失した兵器類（一覧）

著：ステイン・ミッツアー と ヨースト・オリーマンズ

　2008年8月、（ジョージア領内における分離独立地域の南オセチアとアブハジアの軍隊を含む）ロシア軍とジョージアとの間で5日間という短さの戦争がありました。

　1992年の停戦合意があるにもかかわらず、8月1日に南オセチア軍がジョージアへの砲撃を開始したことを受けたジョージアが8月7日に軍を南オセチアの支配領域に投入し、その州都であるツヒンヴァリ市の大部分を制圧したのです（注：8月7日の戦争勃発の契機となったのは南オセチアによる砲撃とされているが、ロシア軍の侵攻を引き起こしたのはジョージア軍の攻撃によるもの）。

　この制圧を受け、ロシアは南オセチアに代わって参戦する口実としてジョージアによる「ジェノサイド」を非難し、8月8日にジョージアへの陸・空・海の全面的な侵攻を開始しました。

　ロシアの侵攻は混沌としていたものの、何とかしてジョージア軍を完全に圧倒することに成功しました。なぜならば、大部分のジョージア軍部隊は2022年に侵攻を受けた際のウクライナ軍の戦いぶりとは大きく異なり、数多くの車両や兵器を無傷のまま放置してロシアの進撃より先に逃走してしまったからです。

　この軍事的な敗北は、自国領内の分離独立地域をめぐるロシアとの紛争を見越したミヘイル・サーカシビリ大統領が、2004年から大金を投じてジョージア軍に近代的な装備を導入した後のことだったことは注目に値するべきものと言えるでしょう。近代化に伴って導入した装備には、イスラエルの「スパイダー」地対空ミサイルシステムや「LAR-160」多連装ロケット砲、「ヘルメス450」UAVが含まれていました。

　（今では悪名高い重巡洋艦「モスクワ」も投入された）ロシア海軍によるジョージアに面する黒海沿岸の封鎖と港湾都市であるポチの占領が、ロシア軍部隊がジョージア海軍の艦艇を港で沈められて海軍自体の壊滅に至らせることに成功したことはよく知られています。

 

　ジョージアの空軍基地が爆撃されながらも同軍の「Su-25」と「Mi-24」は、温存する目的で隠匿される前に何度かの出撃に成功しましたが、「Mi-24」2機と「Mi-14」1機がロシア軍に鹵獲・無力化されたことに加え、ジョージアは戦争に至るまでの数か月間で「An-2」3機と「ヘルメス450」UAV3機も喪失しています。

　8月12日の停戦合意に至るまでの間に、ロシア軍とアブハジア軍はコドリ峡谷に攻撃を仕掛けて第二戦線を展開し、支配地域を拡大したことも忘れてはいけません。ちなみに、南オセチア人が占領地でジョージア人の民族浄化を始めたため、ロシア軍は一時的にジョージアの数都市を占領したことも見過ごされがちです。

　最終的にロシアはアブハジアと南オセチアの独立を承認し、10月8日にジョージアにおける係争地域からの軍の撤退を完了させました。

　戦闘停止後、鹵獲した兵器の大半は南オセチアとアブハジアの軍隊に引き渡されました。ただし、ゴリ市近郊のジョージア軍守備隊から「T-72B」 戦車15台と「BMP-2」歩兵戦闘車2台は、ジョージアに返還されるのではなく、ロシア軍によって爆破されてしまいました。

　多大な物的損害を被ったものの、ジョージア軍は「LAR-160」MRLや「スパイダー」SAMシステムといった最新システムを温存することには成功しました。とはいえ、ジョージアは残置された4基の「ブーク」SAMシステムと5台の「2S7 "ピオン"」 203mm自走榴弾砲の回収について、断念を余儀なくされるという手痛い損失を被ったのです。

　ジョージアの「スパイダー」と「ブーク-M1」SAMシステムは「Tu-22M3」戦略爆撃機1機を含む3機の撃墜に寄与しましたが、それ以外について、ロシアはこの戦争での損失は比較的軽微な損失にとどまりました。

1. 以下に列挙した一覧では、損失が確認されたロシアとジョージアの兵器を掲載しています。
2. この一覧では、利用できる画像や映像などの視覚的証拠に基づいて損失が確認された兵器類のみを掲載しています。したがって、実際の損失はここに記録されたものより多いと思われます。
3. 対戦車ミサイル、携帯式地対空ミサイルシステム、ピックアップトラックはこの一覧に含まれていません。
4. 1991年以前に製造されたタイプの兵器については、名称の前のソ連国旗を表示しています。
5. 各兵器の名称に続く数字をクリックすると、損失した当該兵器の画像が表示されます。
6. 画像に記された日付については必ずしも損失した正確な日付を示すものではありません。あくまでその目安となる時期を示すものとご理解ください。

ロシア (93, このうち撃破: 86, 損傷: 4, 鹵獲: 3)

戦車 (4, このうち撃破: 4)

• 1 T-55A: (1, 撃破 [南オセチア軍])
• 1 T-62M: (1, 撃破)
• 1 T-72B: (1, 撃破)
• 1 T-72B「1989年型」: (1, 撃破)

装甲戦闘車両(4, このうち撃破: 3, 鹵獲: 1)

• 2 BRDM-2 偵察車: (1, 撃破) (1, 鹵獲 [南オセチア軍])
• 2 BRDM-2M 偵察車: (1, 撃破) (2, 撃破)

歩兵戦闘車 (20, このうち撃破: 19, 損傷: 2)

• 10 BMP-1: (1, 撃破) (2, 撃破) (3, 撃破) (4, 撃破) (5, 撃破) (6, 撃破) (7, 8 と 9, 撃破) (10, 撃破)
• 5 BMP-1P: (1, 撃破) (2, 撃破) (3, 撃破) (4, 撃破) (1, 損傷)
• 5 BMP-2: (1, 撃破 [南オセチア軍]) (2, 撃破) (3, 撃破) (4, 撃破) (1, 損傷)
• 1 BMD-2: (1, 撃破)

装甲兵員輸送車 (5, このうち撃破: 3, 損傷: 1, 鹵獲: 1)

• 1 BTR-70: (1, 鹵獲)
• 4 BTR-80: (1, 撃破) (2, 撃破) (3, 撃破) (1, 損傷)

工兵車両 (1, このうち撃破: 1)

• 1 BREM-Ch 装甲回収車: (1, 撃破)

砲兵支援車両または装備類(1, このうち撃破: 1)

• 1 1V13(M) 中隊指揮・前進観測車: (1, 撃破)

自走砲 (1, このうち撃破: 1)

• 1 2S1「グヴォズジーカ」122mm自走榴弾砲: (1, 鹵獲後に撃破 [南オセチア軍])

航空機 (8, このうち撃墜破: 8)

• 1 Su-25 対地攻撃機: (1, 著しい損傷・事実上の撃破)
• 2 Su-25BM 対地攻撃機: (1, 墜落) (2, 墜落)
• 2 Su-25SM 対地攻撃機: (1, 墜落) (2, 著しい損傷を受け、廃棄処分)
• 2 Su-24M 戦闘攻撃機: (1, 墜落) (2, 墜落)
• 1 Tu-22M3 戦略爆撃機: (1, 墜落)

ヘリコプター(2, このうち墜落: 2)

• 1 Mi-8MT「ヒップ」輸送ヘリ: (1, 墜落 [事故])
• 1 Mi-8MTKO「ヒップ」輸送ヘリ: (1, 墜落 [事故])

トラック・ジープ・各種車両 (46, このうち撃破: 44, 損傷: 1, 鹵獲: 1)

• 11 GAZ-66: (1 と 2, 撃破) (3, 4, 5, 6, 7, 8 と 9, 撃破) (10, 撃破 [南オセチア軍]) (11, 撃破 [南オセチア軍])
• 3 ジル-131: (1, 撃破) (2 と 3, 撃破)
• 2 KrAZ-255B: (1, 撃破) (1, 撃破)
• 1 ウラル-375D: (1, 撃破)
• 13 ウラル-4320: (1, 撃破) (2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 と 10, 撃破) (11, 撃破) (12, 撃破) (13, 撃破)
• 1 ウラル-4320（装甲強化型）: (1, 損傷後に鹵獲)
• 9 カマズ「6x6」型トラック: (1, 撃破) (2 と 3, 撃破) (4, 5, 6 と 7, 撃破) (8, 撃破) (9, 撃破)
• 1 UAZ-452: (1, 撃破)
• 3 UAZ-469: (1, 撃破) (2, 撃破 [南オセチア軍]) (3, 撃破 [南オセチア軍])
• 2 形式不明のトラック: (1, 撃破) (2, 撃破)

ジョージア (194, このうち撃破: 90, 損傷: 3, 鹵獲: 101)

戦車(44, このうち撃破: 27, 損傷: 1, 鹵獲: 17)

• 14 T-72AV: (1, 撃破) (2, 撃破) (3, 撃破) (4, 撃破) (5, 撃破) (6, 撃破) (1, 損傷) (1, 鹵獲) (2, 鹵獲) (3, 損傷後に鹵獲) (4, 鹵獲) (5, 鹵獲) (6, 鹵獲) (7, 鹵獲)
• 29 T-72B: (1, 2 と 3, 撃破) (4, 撃破) (5, 鹵獲後に撃破) (6, 鹵獲後に撃破) (7, 鹵獲後に撃破) (8, 鹵獲後に撃破) (9, 鹵獲後に撃破) (10, 鹵獲後に撃破) (11, 鹵獲後に撃破) (12, 鹵獲後に撃破) (13, 鹵獲後に撃破) (14, 鹵獲後に撃破) (15, 鹵獲後に撃破) (16, 鹵獲後に撃破) (17, 鹵獲後に撃破) (18, 鹵獲後に撃破) (19, 鹵獲後に撃破) (20, 鹵獲後に撃破) (21, 鹵獲後に撃破) (1, 鹵獲) (2, 鹵獲) (3, 鹵獲) (4, 鹵獲) (5, 鹵獲) (6 と 7, 鹵獲) (8, 鹵獲)
• 2 T-72 SIM-1: (1, 鹵獲) (2, 鹵獲)

装甲戦闘車両 (2, このうち撃破: 1, 鹵獲: 1)

• 2 MT-LB 汎用軽装甲牽引車: (1, 撃破) (1, 鹵獲)

歩兵戦闘車(25, このうち撃破: 19, 鹵獲: 6)

• 2 BMP-1: (1, 撃破) (2, 撃破)
• 14 BMP-1U「「シクヴァル」: (1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13 と 14 鹵獲)
• 9 BMP-2: (1, 撃破) (2, 撃破) (3, 鹵獲後に撃破) (4, 鹵獲後に撃破) (1, 鹵獲) (2 と 3, 鹵獲) (4, 鹵獲) (5, 鹵獲)

装甲兵員輸送車 (3, このうち撃破: 2, 鹵獲: 1)

• 3 BTR-80: (1, 撃破) (2, 撃破) (1, 鹵獲)

歩兵機動車 (3, このうち鹵獲: 3)

• 1 ハンヴィー: (1, 鹵獲)
• 2 オトカ「コブラ」: (1, 鹵獲) (2, 損傷後に鹵獲)

指揮通信車両 (1, このうち鹵獲: 1)

• 1 9S470M 指揮車両（「ブーク-M1」用）: (1, 鹵獲)

工兵車両及び装備類 (6, ｋのうち撃破: 1, 鹵獲: 5)

• 1 BTS-2 装甲回収車: (1, 鹵獲)
• 1 MTU-55 架橋戦車: (1, 鹵獲)
• 1 BAT-2 重戦闘工兵車: (1, 鹵獲)
• 1 M936 レッカー車: (1, 鹵獲)
• 2 マインウルフシステムズ「ミニ マインウルフ遠隔操作式地雷除去システム」: (1 と 2, 鹵獲)

牽引砲 (25, このうち撃破: 1, 鹵獲: 24)

• 1 ZiS-3 76mm野砲 (1, 鹵獲)
• 4 D-44 85mm師団砲: (1, 2, 3 と 4, 鹵獲)
• 2 MT-12「ラピーラ」100mm対戦車砲: (1, 鹵獲) (2, 鹵獲)
• 17 D-30 122mm榴弾砲: (1, 2, 3, 4, 5, 6 と 7, 鹵獲) (8, 9, 10 と 11, 鹵獲) (12, 13, 14, 15, 16 と 17, 鹵獲)
• 1 2A65「ムスタ-B」155mm榴弾砲 : (1, 撃破)

自走砲 (9, このうち撃破: 6, 鹵獲: 3)

• 4 ShKH「vz.77 "ダナ"」152mm自走榴弾砲: (1, 撃破) (2, 撃破) (1, 鹵獲) (2, 鹵獲)
• 5 2S7「ピオン」203mm自走榴弾砲: (1, 2, 3 と 4, 撃破) (1, 鹵獲)

対空砲 (2, このうち鹵獲: 2)

• 1 「ZU-23」23mm対空機関砲: (1, 鹵獲)
• 1 「AZP S-60」57mm対空機関砲: (1, 鹵獲)

地対空ミサイルシステム (6, このうち鹵獲: 6)

• 2 9K33「オーサ-AK」: (1, 鹵獲) (2, 鹵獲)
• 2 9A310M1 TELAR (「ブーク-M1」用レーダー付き発射車両): (1, 鹵獲) (2, 鹵獲)
• 2 9A39M1 TEL (「ブーク-M1」用発射車両): (1, 鹵獲) (2, 鹵獲)

レーダー (2, このうち撃破: 2)

• 1 P-18「スプーン・レストD」VHF二次元対空捜索レーダー: (1, 撃破)
• 1 ST86U/36D6-M「ティン・シールド」対空レーダー: (1, 撃破)

航空機 (3, このうち地上撃破: 3)

• 3 An-2「コルト」多目的機: (1, 2 と 3, 地上撃破)

ヘリコプター (4, 地上撃破: 3, 損傷: 1)

• 1 Mi-14BT 輸送ヘリコプター: (1, 地上撃破)
• 1 Mi-24V「ハインド」攻撃ヘリコプター : (1, 地上撃破) (2, 損傷)
• 1 Mi-24P「ハインド」攻撃ヘリコプター : (1, 地上撃破)

艦艇 (9, of which destroyed: 7, captured: 2)

• 1「ラ・コンバタントII」級高速ミサイル艇「ディオスクリア（艦番号303」: (1, 無力化措置で大破・着底)
• 1 「マトカ」級ミサイル艇「トビリシ（艦番号302）: (1, 無力化措置で大破・着底)
• 1 「リンダウ」級機雷敷設艦「Aeti」: (1, 無力措置で着底するも、後で浮上させ訓練用プラットフォームとして復帰.)
• 1 「ステンカ」級哨戒艇「ギオルギ・トレッリ（艦番号P-21）」: (1, 撃沈)
• 3 「ジューク」級哨戒艇 (沿岸警備隊所属): (1, P 204, 無力化措置で着底) (2, P 203, 無力化措置で大破・着底後に浮上させるも現役に復帰せず) (3, P 205, 無力化措置で着底)
• 1 「プロジェクト1387」級哨戒艇「チャルトゥボ（艦番号101）」: (1, 無力化措置で大破・着底)
• 2 RHIB（複合艇）: (1, 鹵獲) (2, 鹵獲)

トラック・ジープ・各種車両 (49, このうち撃破: 18, 損傷: 1, 鹵獲: 30)

• 7 MAZ-537: (1, 撃破) (1, 2, 3, 4, 5 と 6, 鹵獲)
• 1 KrAZ-255B: (1, 鹵獲)
• 13 KrAZ-6322: (1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 と 8, 撃破) (9, 撃破) (10, 撃破) (1, 鹵獲) (2, 鹵獲) (3, 鹵獲)
• 1 ウラル-375D: (1, 鹵獲)
• 1 ウラル-43206: (1, 鹵獲)
• 1 カマズ製「6x6」型トラック: (1, 鹵獲)
• 1 MAN「KAT1 4x4」型トラック: (1, 鹵獲)
• 1 UAZ-469: (1, 鹵獲後に撃破)
• 7 ランドローバー「ディフェンダー」: (1, 撃破) (2 と 3, 撃破) (1, 損傷) (1, 損傷後に鹵獲) (2, 鹵獲) (3, 鹵獲)
• 8 M35A2 カーゴトラック: (1, 鹵獲) (2 と 3, 鹵獲) (4 と 5, 鹵獲) (6, 鹵獲) (7 と 8, 鹵獲)
• 4 M35A3 カーゴトラック: (1 と 2, 撃破) (3, 撃破) (1, 鹵獲)
• 1 M916 牽引車: (1, 鹵獲)
• 4 M99A1「ハンヴィー」: (1, 2, 3 と 4, 鹵獲)

特別協力：Lost Armour（敬称略）

※ 　当記事は、2022年10月4日に「Oryx」本国版（英語）に投稿された記事を翻訳したも

 　のです。当記事は意訳などにより、僅かに本来のものと意味や言い回しを変更した箇所が

    あります。



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