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2021年9月4日土曜日

カブール国際空港でタリバンによって鹵獲された飛行機・ヘリコプター(一覧)



著:ステイン・ミッツアー と ヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao Goo

 この記事は、カブール国際空港で鹵獲されたものの、米軍によって使用不能にされたアフガニスタンの航空機を包括的にリスト化することを目的としています。 カブールに駐留していた米軍は、アフガニスタンから撤退する際に73機の航空機とヘリコプターに(タリバンによる再使用を防ぐために)無力化措置を講じたと公表されています。これらの機体が被った被害の全容については不明のままですが、 米軍がこれらの再使用を妨げるには十分な損傷を与えたことが予想されます。


カブール国際空港にて鹵獲されたが米軍によって無力化された機体など

固定翼機 (28)

ヘリコプター (47)

リストの最終更新日:2021年9月20日(Oryx英語版の元記事の最終更新日は2021年9月3日以降)




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タリバン空軍:保有装備の評定


著:ステイン・ミッツアー と ヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao Goo

 このリストは画像や映像によって証拠があると確認された、鹵獲された前アフガニスタン政府軍の保有機だけを掲載しています。したがって、実際に鹵獲された機体の数はここに記載されているものよりも多いことは間違いないでしょう。

 ただし、無傷の状態で鹵獲された機体の全てが、その時点で稼働状態にあったわけでないことに注意する必要があります。したがって、「タリバンに鹵獲された機体の数 = 同規模の運用可能な彼らの飛行隊」ということにはなりません。 


ほぼ無傷で鹵獲された機体

固定翼機 (13)
  • 1 A-29B 軽攻撃機: (1)
  • 1 セスナ 208 多目的機: (1)
  • 3 L-39 練習機: (1, 2 と 3) [この全機は(鹵獲された時点で)数年も稼働状態にはありませんでした]
  • 8 An-26/32 輸送機: (1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 と 8) [同上]

ヘリコプター (44)

無人航空機 (7)



カブール国際空港にて鹵獲されたが米軍によって無力化された機体(米軍の公式発表では73機)

固定翼機 (28)

ヘリコプター (45)


※この一覧については、視覚的なエビデンスが得られた場合には更新していく予定です。
下の画像のキャプションに記載してある日付は鹵獲が確認された日です。
リストの最終更新日:2021年9月20日(Oryx英語版の元記事の最終更新日は2021年9月20日)



ほぼ無傷で鹵獲された機体の画像一覧


1x セスナ 208

8x An-26/32 輸送機

カブールにて鹵獲(2021年8月29日)

カブールにて鹵獲(2021年8月29日)

カブールにて鹵獲(2021年8月29日)


4x UH-60A「ブラックホーク」
ガズニにて鹵獲(2021年8月13日)※右奥

カンダハールにて鹵獲(2021年8月14日)

カンダハールにて鹵獲(2021年8月14日)


13x Mi-24/35「ハインド」
10x MD 530F攻撃ヘリコプター

ヘルマンドにて鹵獲(2021年8月15日)


7x 「スキャンイーグル」UAV