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2024年4月3日水曜日

黄計画:1940年におけるドイツ軍のルクセンブルク侵攻で各陣営が損失した兵器類(全一覧)


著:シュタイン・ミッツァー と ヨースト・オリーマンズ (編訳:Tarao Goo

 第二次世界大戦におけるルクセンブルクでの戦いは、ルクセンブルク国家憲兵隊及び志願兵とドイツ国防軍の間で行われた短期間の戦闘であり、ナチス・ドイツが迅速に勝利を収めるという結果で終わったことは以外と知られていません。

 戦いの原因となったドイツによるルクセンブルクへの侵攻は1940年5月10日に始まり、僅か1日で終わりを告げました。

 1867年のロンドン条約の結果として、当時のルクセンブルクは軍隊を持たず、防衛は国家憲兵と志願兵から構成される小規模な部隊を当てにせざるを得ない状態でした。

 それにもかかわらず、ルクセンブルクはドイツの電撃戦からデンマークよりも長く生き残ることができました。なぜならば、デンマークには陸軍と空軍があったものの、1940年4月9日にナチス・ドイツに侵攻で始まった僅か2時間の戦闘の後に降伏したからです。

 ドイツ軍のルクセンブルク侵攻は3つの装甲師団がルクセンブルクの国境を越えた午前4時35分に始まり、彼らはスロープと爆薬を用いてシュスター線のバリケード突破に成功しました。散発的な銃撃戦を除くと、(志願兵の大部分が兵舎に籠城していたこともあったせいか)ドイツ軍が大した抵抗を受けたという記録はありません。

 少数のドイツ兵がヴォルムメルダンジュの橋を占領し、そこでドイツ軍の進撃停止を要求した2人の税関職員を拘束しました。(国境の)ザウアー川に架かる橋は部分的に破壊されていましたが、ドイツの工兵部隊によって迅速に修復を受け、戦車をルクセンブルク領内に入れることを可能にしました。

 国境検問所から国家憲兵隊や志願兵部隊の司令部への通信はルクセンブルク政府と大公宮に侵攻が始まったことを知らせ、午前6時30分に政府関係者の大多数が自動車に乗って首都から国境の町エッシュへ避難しました。ただし、彼らはそこで125人ものドイツ兵が待ち構えていたことを知りませんでした...「Fi156 "シュトルヒ"」で輸送された彼らは、すでに侵攻本隊が到着するまで同地域の確保に当たっていたのです。

 勇敢にも1人の国家憲兵隊員が125人の兵士に立ち向かって国から立ち去るように要求しましたが、彼は希望した答えを得る代わりに捕虜にされてしまったことは言うまでもないでしょう(注:殺害されなかったのは意外かもしれませんが)。

 ルクセンブルク大公を伴った政府関係者の車列はエッシュでの拘束を何とか回避し、田舎道を使ってフランスへの脱出に成功しました。

ルクセンブルクが侵攻される直前に、シュスター線のバリケード前でポーズをとっているルクセンブルクの国家憲兵隊員たち:中央の2名は小銃を背負っているが、両端の2名は非常に小さなスパイク型銃剣を装着可能な「モデル1884」型回転式拳銃を携行している[1]

 午前8時、第1シパーヒー旅団と第5機甲大隊の支援を受けたフランス第3軽騎兵師団は、南の国境を越えてルクセンブルクに入ってドイツ軍への威力偵察を試みるも失敗に終わりました。

 フランス空軍が進撃するドイツ軍に対して出撃を控えていたことに我慢できなかったイギリス空軍は、フランスに駐留していた第226飛行隊のフェアリー「バトル」軽爆撃機にドイツ軍の攻撃を命じました。ルクセンブルク上空で激しい対空砲火に遭った爆撃機部隊は何とかして危険な空域から脱出したものの、大部分の機体が軽い損傷を被り、このうち1機がヒールゼンハフ近郊へ墜落しました(この墜落では、乗員1名が死亡し、負傷した2名もドイツ軍の捕虜となりました)。

1940年5月10日にヒールゼンハフに墜落した "フェアリー「バトル」":3名の乗員はドイツ兵によって燃え上がる残骸から引き揚げられたものの、後にダグラス・キャメロン中尉は負傷が原因で地元の病院にて命を落とした[2][3]

 こうした間も国家憲兵隊はドイツ軍に抵抗し続けましたが全く歯が立たず、正午前に首都が占領され、夕方には南部を除く国土の大部分がドイツ軍に占領されてしまったのです。

 ルクセンブルクが受けた損失は戦傷者7名(このうち国家憲兵隊6名、兵士1名)であり、ドイツ国防軍の損失は戦死者36名でした。

 5月11日、国土から逃れたルクセンブルク政府はパリに到着し、在仏公使館に拠点を構えました。ドイツの空爆を危惧した政府はさらに南下し、最初にフォンテーヌブロー、次にポワチエに移し、その後はポルトガルとイギリスへ逃れ、最終的には戦争の終わりまでカナダに落ち着く結果となりました。

 当然ながら、カナダに亡命したシャルロット大公が国民統合の重要なシンボルとなったことも記憶にとどめておくべきでしょう。

シュスター線上に設けられた41個ものコンクリートブロックと鉄扉のうちの一つを通過する自動車:結果として。これらは実質的にドイツ国防軍の進撃を遅らせることができなかった

  • 以下の一覧では、ルクセンブルクでの戦闘で撃破や鹵獲された各陣営の兵器・装備類を掲載しています。
  • この一覧の対象に、馬は含まれていません(注:騎兵用と思われる)。
  • 仮に新たな損失が確認できる情報を把握した場合は、一覧を随時更新します。
  • 各兵器類の名称に続く数字をクリックすると、撃破や鹵獲された当該兵器類の画像を見ることができます。


  • ナチス・ドイツ (損失なし)


    ルクセンブルク (不明)

    自転車
    •  不明 政府支給の自転車: (多数, 鹵獲)

    フランス (損失なし)


    イギリス (1)

    航空機 (1, 墜落: 1)

    [1]Revolver with a Bayonet: Luxembourg Model 1884 Gendarmerie Nagant https://youtu.be/jYQNSQ3krWw

    ※  当記事は、2023年3月24日に本国版「Oryx」(英語)に投稿された記事を翻訳したも 
      のです。当記事は意訳などにより、僅かに本来のものと意味や言い回しを変更した箇所が
        あります。また、編訳者の意向で大幅に加筆修正を加えたり、画像を差し替えています。


    おすすめの記事

    2022年12月23日金曜日

    ロシアのアフリカ攻勢:ロシアがマリ空軍の増強を図る(一覧)


    著:シュタイン・ミッツアー と ヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao Goo)

     トゥアレグ紛争がイスラム過激派勢力の反乱を波及させ、遠くないうちに国土全体がアルカイダの支配下に置かれるという恐れが出てきた2012年以来、 マリはほぼ一貫して紛争状態に置かれています。

     2013年初頭には、首都バマコへ向かうイスラム過激派の進軍を阻止してマリ北部を政府の統治下に戻すためにフランス軍が介入し、マリ共和国軍の支援を得ながら敵の進出を迅速に覆してアルカイダ(後のイスラム国)が撤退したキダル地方を除く国土の大部分を奪回するという成功を収めました。

     近年のアルカイダやイスラム国はさらなる勢力圏の拡大を試みており、マリ軍や同国に展開したままの国連部隊への攻撃を数多く行っています。国連部隊の主な目的は、この地域における治安部隊が将来的にこれらの過激派組織という脅威と戦い、その供給路を遮断し、隠れ家の構築を防ぐといった対処を可能にするための訓練をすることにあります。 

     2012年にマリ北部で勃発した反乱に直面した際、マリ空軍(Armée De L'Air Du Mali)は敵の前進を阻むどころか友軍を支援することも完全に不可能であることが判明しました。

     明らかにマリに展開する外国軍部隊の影響を受け、その後のマリ空軍は自国の安全保障問題により現実的なアプローチをとることを始めました。「MiG-21」戦闘機や「S-125」地対空ミサイル(SAM)といった旧式の残存戦力の大半を迅速に退役させたのです。[1]

     それ以降のマリ空軍は2015年にブラジルから「A-29B "スーパーツカノ"」4機(2018年納入)、ロシアから「Mi-35M」攻撃ヘリ4機(2017年及び2021年納入)を導入するなどして、ゼロからの再建を進めています。

     2019年には、マリはEUから寄贈された情報収集・警戒監視・偵察(ISR)用に特化された「セスナ208」の引き渡しを受けました。前方監視型赤外線装置(FLIR)が装備されているこの飛行機は、3機の「Mi-24D」攻撃ヘリコプター、2機の「H215 " シュペルピューマ"」輸送ヘリコプター、1機の「C-295W」輸送機と共に、マリ空軍の中核を担う機体と言えるでしょう。[2] 

     このようにして、小さな戦力ではあるものの、結果的にこの地域で最も近代的で有能な空軍が誕生したのです。

     「A-29B」は幅広い種類の精密誘導兵器を搭載可能ですが、マリには導入されていません。その代わり、現存している3機はガンポッドや無誘導ロケット弾、そして無誘導爆弾で武装しています(注:「TZ-04C」は2020年に事故で失われました)。 [3] 

     この飛行機は胴体下部にFLIR装置を備え付けることも可能ですが、アメリカが供給に関する合意に消極的だったため、結果としてマリへ引き渡されることはなかったと思われます。[4]

     おそらくは「A29B "スーパーツカノ"」の有効性を高めるための手段が存在しないことに刺激を受けたせいか、マリはトルコや中国から精密誘導爆弾(PGM)を搭載できる無人戦闘航空機(UCAV)の導入を視野に入れているとみられます。

     2021年5月にアッシミ・ゴイタ大佐が10年ぶり3度目の軍事クーデターで政権を握った時点までこの交渉はまだ継続しているように見受けられましたが、彼の政権はロシアとの関係強化を選択して西側諸国との関係をさらに悪化させています。


    マリ空軍が保有する「A-29B " スーパーツカノ"」のうちの1機

     アッシミ・ゴイタ大佐による権力奪取のほぼ直後に、マリはロシアから新たな兵器類を調達したり、寄贈を受けました。

     特にマリ空軍は両国の関係改善による恩恵を受けるに至りました。1年前の調印された契約に基づいて2021年12月に納入された4機の「Mi-171Sh」に加えて2機の「Mi-24P」攻撃ヘリコプターが引き渡されたのです。[5]

     2021年12月には、現地の治安部隊を訓練するためにロシアのPMC「ワグネル」も自身の「オルラン-10」無人偵察機と防空システムを伴ってマリに公式に展開しています。[6] 

     「ワグネル」は治安部隊の訓練のみならず、フランスを陥れるためにマリの旧フランス軍基地の近くに集団墓地を設けたことや、約300人のマリ市民が犠牲になった「ムラの大虐殺」に関与していたことが現在までに判明しています。[7] [8]

     2022年8月、マリ空軍はロシアから「Su-25」対地攻撃機1機、「L-39C」ジェット練習機・軽攻撃機6機、「Mi-24P」攻撃ヘリコプター2機、「Mi-8T」輸送ヘリコプター1機、そしてスペインから「C-295W」輸送機1機の引き渡しを受け、さらに強化されました(ただし、「Su-25」は10月4日に墜落事故で失われてしましました。代わりに納入された機体も2023年9月に撃墜され、保有機がゼロとなりました)。

     「Su-25」と「L-39」の引き渡しについては、マリの近隣諸国の大部分がトルコから「バイラクタルTB2」UCAVを導入、またはその予定であることが要因となった可能性があります。実際、ニジェール、ブルキナファソ、トーゴ、ナイジェリアがすでに同UCAVを運用中か発注していますし、結果としてマリには2022年12月に3機のTB2が納入されました。[9]

     自国の軍隊の需要を満たせるほどのUCAVを生産できないロシアは、マリ空軍にUCAVや関連技術を提供することができないというわけです。


     「Su-25」と「Mi-24P」は、マリ軍のパイロットが十分に熟練するまで「ワグネル」によって運用される可能性がないわけではありません。しかしながら、厳しいパイロットの訓練で「Su-25」や「L-39」が欠いている誘導兵器の運用能力や高度な照準システム、そして危険なサヘル地域で必要とされる生存能力をカバーすることは不可能と言わざるを得ません。

     政治的影響力を受けているかどうかは別として、減少しつつある軍備の蓄えを補う兵器類をロシアからまだ購入できるかもしれません。しかし、購入国はロシアの武器が21世紀の戦いに通用しないという現実に遅かれ早かれ直面することを余儀なくされるでしょう(2023ン年1月20日、マリ大統領府は新たに「Su-25」攻撃機1機、「L-39C」練習機5機、「Mi-8」汎用ヘリコプター2機が空軍に引き渡されたことを公表しました)[10]。

    マリ空軍は合計4機の「Mi-35M」を2017年と2021年の引き渡しを受けました:これらはマリでFLIR装置が備え付けられた僅か2機種のうちの1つであり、誘導兵器(最大で8発の「9M120 "アタカ"」対戦車ミサイル)を運用可能な唯一の戦力です


    1. このリストは、マリ空軍で運用されている航空機の総合的なデータ化を目的としたものです。
    2. 現時点で運用されていない機体はこのリストには含まれていません。
    3. このリストは、新たな飛行機やヘリコプターの導入に関する発表や発覚に伴って随時更新されます。


    マリ空軍の運用兵器一覧


    無人戦闘航空機(9)


    対地攻撃機及び練習機(18)


    攻撃兼輸送ヘリコプター (16)


    輸送兼汎用ヘリコプター (4)


    練習兼汎用機 (8)


    輸送兼汎用機 (6)


    VIP専用機 (1)


    無人偵察機 (少数)


    レーダー(1)


    [1] Goas In The Savanna: Mali’s S-125 SAM Systems https://www.oryxspioenkop.com/2022/02/goas-in-savanna-s-125-sam-systems-in.html
    [2] New ISR Cessna 208 Caravan for Mali https://www.keymilitary.com/article/new-isr-cessna-208-caravan-mali
    [3] Crash Mali Air Force Super Tucano https://www.facebook.com/Scramblemagazine/posts/3538112936215215
    [4] Mali receives Super Tucanos https://www.defenceweb.co.za/aerospace/aerospace-aerospace/mali-receives-super-tucanos/
    [5] Mali officially takes delivery of Mi-171 helicopters https://www.defenceweb.co.za/aerospace/aerospace-aerospace/mali-officially-takes-delivery-of-mi-171-helicopters/
    [6] Townsend: Russia Added to Instability in Africa With New Air Defenses in Mali https://www.airforcemag.com/townsend-russia-added-to-instability-in-africa-with-new-air-defenses-in-mali/
    [7] French accuse Russian mercenaries of staging burials in Mali https://apnews.com/article/russia-ukraine-ouagadougou-burkina-faso-europe-africa-af0965b3bd459f90c9cf930625aa4590
    [8] ‘The Killings Didn’t Stop.’ In Mali, a Massacre With a Russian Footprint https://www.nytimes.com/2022/05/31/world/africa/mali-massacre-investigation.html
    [10] https://twitter.com/PresidenceMali/status/1616111932238356482?s=20&t=49UjxsXzXv4qxLtGhv1AQA

    ※  当記事は、2022年8月16日に「Oryx」本国版(英語)に投稿された記事を翻訳したも
      のです。当記事は意訳などにより、僅かに本来のものと意味や言い回しを変更した箇所が
      あります。


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    2022年8月19日金曜日

    武器をキーウへ:フランスがウクライナに供与する武器類(一覧)


    著:シュタイン・ミッツアー と ヨースト・オリーマンズ

     フランスはウクライナへの軍事支援で主要な武器供給国となっています。

     ただし、この国は他の欧州諸国と同様にウクライナへの武器供与の詳細について情報開示しない方針をとっていますが、「カエサル」自走砲は例外であり、この場合は自国によるウクライナへの支援とモスクワへ抑止力のメッセージを送ることを公然なものとさせるという目的としても役立ちました。

     現時点でフランスはドイツより大幅に少ない軍事物資しか供与していないものの、ベルリンと比べれば人々によるチェックは厳しくありません。もちろん、これはキーウへの支援に関してドイツが自ら招いた広報活動の失敗と大いに関係があるでしょう。

     ウクライナの防衛に関するフランスの最も重要な貢献は2022年4月以降に供与されている18台の「カエサル」155mm自走砲(SPG)であり、このうちの6台については、6月16日にマクロン大統領がキーウを訪問した際に発表された追加供与分のものです。[1] 

     これらの「カエサル」は、フランス軍で現役である76台のストックから引き出されて供与されました。ほかのヨーロッパ諸国が予備のストック品から供与兵器を調達しているのと比較すると、自国が保有する「カエサル」自走砲の4分の1近くを寄贈することは著しい負担であることは言うまでもありません。
     
     2022年7月まで、フランスはウクライナに装甲戦闘車両(AFV)の供与やその確約をしていない数少ない欧州諸国の1つでした。ところが、6月27日にフランスのセバスチャン・ルコルヌ国防相は、ようやくフランスがウクライナに大量の「VAB」装甲兵員輸送車(APC)を供与することを発表したのです。[2]

     現在は「エグゾゼ」対艦ミサイルを含むさらなる武器の供与が検討されています。仮にこのミサイルが供与された場合、すでにアメリカ・イギリス・デンマーク・オランダが供与済みの「ハープーン」対艦巡航ミサイル部隊へ仲間入りすることになるでしょう。[3] [4]
     また、2022年10月にフランスはウクライナが同国の企業から軍事装備を調達できるように1億ユーロ(約142億円)の基金を設立することを発表しました。[5]
     
     ほかのヨーロッパ諸国と異なり、フランスは現在でもかなりの数の牽引砲や自走砲を予備兵器として保管し続けています。これには、数十門の「TRF1」155mm 牽引式榴弾砲とそれに匹敵する数の「AMX-30 AuF1」155mm 自走榴弾砲が含まれています。

     しかし、ウクライナに現用の「カエサル」自走砲を供与するというフランスの決定は、それらの旧式の砲兵戦力がウクライナでの使用に適していないと判断した可能性があります。
    ポルトガルが第二次世界大戦時代の「M114」 155mm牽引式榴弾砲をウクライナに供与するとまで約束したにもかかわらず、です(注:「M114」の供与案については最終的にウクライナから拒否されました)。

     フランスは現時点で「M270」227mm MLRSを40台以上と必要とされる以上の数を保有していますが、仮にキーウに渡す場合には改修が必要という問題が生じます。

     最後にですが、ウクライナがさらなるAFVの供与を要請するならば、105mm砲を装備した「AMX-10 RC」や90mm砲を装備した「ERC 90 "サゲー"」といった装輪式装甲偵察車が魅力的な選択肢となるかもしれません。

    1. 以下に列挙した一覧は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻の際にフランスがウクライナに供与した、あるいは提供を約束した軍事装備の追跡調査を試みたものです。
    2. 一覧の項目は武器の種類ごとに分類されています(各装備名の前には原産国を示す国旗が表示されています)。
    3. 一部の武器供与は機密事項であるため、この一覧は供与された武器の総量の最低限の指標としてのみ活用できます。
    4. この一覧はさらなる軍事支援の表明や判明に伴って更新される予定です。
    5. 各兵器類の名称をクリックすると、当該兵器類などの画像を見ることができます。


    空中発射式巡航ミサイル

    防空システム

    多連装ロケット砲 (2)

    自走砲(30)

    牽引砲(15+)

    •  15+ TRF1 155mm榴弾砲 [2022年10月] (安全保障強化基金を通じてウクライナが調達)

    装甲戦闘車両 (40)
    •  40 AMX-10 RC(R)戦闘偵察車 [2023年3月から供与]

    装甲兵員輸送車(~60)
    •  ~60  VAB [2022年6月]

    トラック・各種車両

    工兵車両

    無人偵察機

    携帯式地対空ミサイルシステム (MANPADS)

    対戦車ミサイル(ATGM)

    対戦車地雷

    レーダー

    小火器

    弾薬類

    その他の装備品類


    [1] Guerre en Ukraine : Emmanuel Macron s'engage à faire livrer 6 canons Caesar supplémentaires, ce système d'artillerie français prisé par le monde entier https://www.lindependant.fr/2022/06/16/guerre-en-ukraine-emmanuel-macron-sengage-a-faire-livrer-6-canons-caesars-supplementaires-ce-systeme-dartillerie-francais-prise-par-le-monde-entier-10370169.php
    [2] Guerre en Ukraine : la France annonce l'envoi de véhicules de transport blindés https://www.rtl.fr/actu/international/guerre-en-ukraine-la-france-annonce-l-envoi-de-vehicules-de-transport-blindes-7900168081
    [3] Guerre en Ukraine. Paris confirme la livraison de blindés VAB à Kiev https://www.ouest-france.fr/europe/france/paris-confirme-la-livraison-de-blindes-vab-a-l-ukraine-72783b30-f6b5-11ec-8d9e-ebb0bb3f5c46
    [4] Answering The Call: Heavy Weaponry Supplied To Ukraine https://www.oryxspioenkop.com/2022/04/answering-call-heavy-weaponry-supplied.html
      のです。当記事は意訳などにより、僅かに本来のものと意味や言い回しを変更した箇所が
        あります。



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