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2023年6月24日土曜日

シェフズ・スペシャル:2023年「プリゴジンの乱」で各陣営が喪失した兵器類(一覧)


著 ステイン・ミッツアー と ヤクブ・ヤノフスキ in collaboration with ヨースト・オリーマンズ, ケマル, ダン, アロハ と naalsio26

  1. この一覧は、写真や映像などによって証明可能な撃破または鹵獲された兵器類だけを掲載しています。したがって、実際に喪失した兵器類は、ここに記録されている数よりも多いことは間違いないでしょう。
  2. ロシア空軍のパイロットによって運営されているテレグラム・チャンネル「ファイター・ボンバー」も、ロシアの航空戦力損失の関する十分な資料とみなしています。
  3. ワグネルがロストフ・ナ・ドヌー北側で航空機やヘリコプターを鹵獲したと主張していますが、現時点では一覧には掲載されていません。
  4. この一覧には、民間車両や放棄された装備類は含まれません。
  5. 各兵器類の後に続く番号をクリックすると、損失した当該兵器類の画像などが表示されます。
  6. 日本語版での最終更新日:6月27日午後11時(同日午前4時30分ころの本国版のデータを反映

ロシア政府軍側[連邦軍など] (9, このうち撃破・墜落: 7,  鹵獲: 2)

航空機 (1, このうち墜落: 1)

ヘリコプター (6, このうち墜落: 6)

MRAP:耐地雷・伏撃防護車両  (1, このうち鹵獲: 1)
  • 1 カマズ-435029「パトロール-A」: (1, 鹵獲)

歩兵機動車 (1, このうち鹵獲: 1)


ワグネル側 (5, このうち撃破: 5)

歩兵機動車 (1, このうち鹵獲: 1)


テクニカル (2, このうち撃破: 2)

各種車両 (2, このうち撃破: 2)



2023年3月26日日曜日

新たな時代に備えて:日本が各国に供与した防衛装備品など(一覧)


著:ステイン・ミッツァー と ヨースト・オリーマンズ (編訳:Tarao Goo

 何十年も平和を維持するための努力を費やしてきた後に再び戦争の可能性に備えている日本は、自衛隊に初となる正真正銘の攻撃能力を導入することになったほか、台湾周辺の島々に長距離対艦ミサイルの配備もしました。

 冷戦以降も領土問題を外交的に解決することを望んでいたにもかかわらず、今の日本は、ますます威勢を強める中国と(日本の千島列島のうち最南端に位置する4つをいまだに占領している)ロシア、核保有国と化した北朝鮮に囲まれた状態にあるのです。

 軍事態勢を強化する試みの一環として、日本は中国の干渉に対するアジア諸国の戦力を支援を通じて高め、主にフィリピンやマレーシアといった国の海上監視能力の強化も目指しています。

 これまでの支援は非武装の哨戒機や練習機、非殺傷兵器の寄贈に限られていましたが、ようやく日本が海外に堂々と軍備を輸出できるようになった情勢を受け、この国はさらなる貢献の方策を模索して始めています。

 フィリピンは冷戦後に日本から大型装備の供与を受けた最初の国であり、2020年に全長96mの巡視船2隻と対空捜索レーダー数基を入手しています。その後も、日本はフィリピン沿岸警備隊がこれらの艦艇を運用し続けるための整備能力を強化するため、2億1,000万円を拠出しました。[1] 

 フィリピンは、すでに日本政府が建造資金を提供した全長44mの巡視船10隻と元海上自衛隊機である「ビーチクラフト・キングエア "TC-90"」双発機5機を受領しており、2023年または2024年には多数の「UH-1J」ヘリコプターも受け取る予定です。

 同様にベトナムも日本の援助の受領国であり、2016年と2018年に6隻の漁業取締船を供与されています。2021年9月、両国の軍事協力が徐々に強化されていく中で、彼らは日本がベトナムに防衛装備品や技術を供与する協定を締結しました。[2]

 日本の民間団体による取り組みも、太平洋の海洋安全保障に重要な貢献をしていることに注目すべきです。日本財団は太平洋の国々へ資金や巡視船さえも寄贈している組織の一つであり、2018年にはミクロな島国であるパラオに40m級の新型巡視船まで寄贈しています。[3]

 中国の影響力に支配されることを阻止したり、密漁や違法操業への対処するかどうかを問わず、日本政府や民間からの寄贈は何らかの形で太平洋の海洋安全保障に寄与しているのです。


 2022年2月24日のロシアの侵攻を受けたウクライナに対する日本の支援の動きは、早くも2月25日にウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相から岸信夫防衛大臣(当時)宛の書簡から始まりました。[4]

 この書簡の中で、レズニコフ国防相はロシアからの侵攻の阻止を支援して欲しいと日本から「武器」を含む軍備の提供を要請しました。これを受けた岸防衛大臣は、日本が厳格な輸出規制に縛られながらも自国ができることを探すよう防衛省の各部署に指示したとのことです。こうして、1960代以降の政権によって定められた厳しいガイドラインの限度内でどのような種類の装備品を送ることができるのかを選定するという、日本政府にとって大変な挑戦が始まりました。
 
 まず、防衛省は自衛隊の不用装備品を開発途上国に譲渡できると定めた自衛隊法第116条の3第1項に着目したものの、当該条文は武器と弾薬の譲渡について明確に除外していることがネックとなりました。 [4]

 もう一つの障害となっていたのは、「紛争当事国」への(非殺傷型を含む)軍備の移転を禁止していることが明記されている、1967年に定められた「武器輸出三原則(注:現在の「防衛装備移転三原則」)というガイドラインの存在でした。[4]

 この原則で定義する「紛争当事国」とは、「武力攻撃が発生し、国際の平和及び安全を維持し又は回復するため、国連安保理がとっている措置の対象国」を指します。ただし、「紛争当事国」と定義された具体的な国は朝鮮戦争時の北朝鮮と湾岸戦争のイラクだけしか存在しません。つまり、皮肉にも日本のガイドラインでウクライナは「紛争当事国」ではないため、日本は非殺傷型の防衛装備を供与する選択肢に進むことができたのです。[4]

 しかし、防衛省は「日本と安全保障面での協力関係がある国に対する救難、輸送、警戒、監視及び掃海に係る協力に関する防衛装備の海外移転」のみ限定する三原則上における「運用指針」の問題にも直面することになりました。[4]

 このおかげで、ヘルメットや防弾チョッキは日本の輸出貿易管理令で定める防衛装備品に該当することから、当時はウクライナへの譲渡が不可能だったわけです。

 これらの厳格な規制を回避するため、日本政府は自衛隊が用いている「88式鉄帽」について、民間市場でも同等のものが購入できることから、実質的には規制に該当する「軍用ヘルメット」ではないと宣言したのです – これが独創的な解釈と言えることは確かでしょう。[1] 
 
 ウクライナに対するヘルメットや防弾チョッキなどの非殺傷型の装備品を供与する上で生じる問題を解決するため、日本政府は「運用指針」そのものに変更を加えました。防衛装備移転三原則の運用指針に定める「防衛装備の海外移転を認め得る案件」に、「国際法違反の侵略を受けているウクライナに対して自衛隊法第116条の3の規定に基づき防衛大臣が譲渡する装備品等に含まれる防衛装備の海外移転」が追加されたのです。

この興味深くも、非常に骨の折れる官僚的な駆け引きの後、「88式鉄帽」6900個と「防弾チョッキ3型」1900着は、その他の衣服や人道支援物資と共に航空自衛隊の「KC-767」と「C-2」輸送機やアメリカ空軍の「C-17」輸送機で欧州へと空輸されるに至りました。

ウクライナで用いられている防弾チョッキ3型(改):日本がウクライナへ供与した装備類は現時点で非殺傷型のものばかりだったが、数年前まではこの程度の支援も考えられなかったことに注目すべきだろう(提供:とあるウクライナの予備兵 via 爆戦氏)

 ウクライナと日本の国境(海)に近い地域における出来事を考慮すると、今後もウクライナやアジア諸国が日本から寄贈される各種防衛装備の受け入れ先となる可能性は高いと思われます。

 絶え間ない現代化を続ける軍事組織を維持するため、将来的な寄贈対象には戦車やヘリコプター、さらには艦艇といった自衛隊の退役装備も含まれるかもしれません。なぜならば、これらも細心の注意を払って稼働(またはそれに準じた)状態が維持されているからです。

 ウクライナは確実に日本政府へ追加の軍事支援を(得られる瞬間まで)求めてくることが予想されるため、結果として、日本政府が過去の政権によって定められた原則の範囲内に収めるようにする奮闘の中で、さらに官僚の頭を抱えさせることになるのは間違いありません。

  1. 以下の一覧では、日本政府から諸外国へ寄贈されたことが判明している軍用装備や重機を掲載しています。
  2. 個人から寄贈されたものについては、この一覧には含まれていません。
  3. 一覧の項目は武器の種類ごとに分類されています(各装備名の前には原産国を示す国旗が表示されています)。
  4. この一覧はさらなる軍事支援の表明や判明に伴って更新される予定です。
  5. 各装備品類の名称をクリックすると、当該装備品類の画像などを見ることができます。

ヨーロッパ

ウクライナ


東南アジア

カンボジア

インドネシア

マレーシア


フィリピン

ベトナム


[1] Japan pledges 210M yen to PCG https://mb.com.ph/2022/06/11/japan-pledges-210m-yen-to-pcg/
[2] Japan, Vietnam sign defense transfer deal amid China worries https://apnews.com/article/technology-china-japan-tokyo-kamala-harris-9bf99b9422489050fcb0dde811741714
[3] Japan Patrol Vessel Donation to Help Palau Counter Maritime Threats https://www.nippon.com/en/features/c04802/
[4] 防弾チョッキ提供 ウクライナに武器輸出?https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/79571.html
以降は邦訳に際して参考とした資料となります。

※  当記事は、2023年3月22日に本国版「Oryx」(英語)に投稿された記事を翻訳したも  
  のです。当記事は意訳などにより、僅かに本来のものと意味や言い回しを変更した箇所が
    あります。また、編訳者の意向で大幅に加筆修正を加えたり、画像を差し替えています。

2023年1月6日金曜日

内なる軍隊:チェチェンの治安部隊と軍用車両(一覧)


著:ステイン・ミッツアーとヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao Goo

 チェチェンの軍隊はロシア軍にとって不可欠な存在です。この組織は2022年のロシア・ウクライナ戦争で一般的に「前線の火消し部隊(Fuerwehr Der Front)」と称されて攻撃を主導し、ロシアの防衛線の穴を塞ぐ役割を果たしています。しかし、戦闘での手柄を撮影してTikTokにアップロードするという一部のチェチェン兵の傾向は、この軍隊に「TikTok旅団」というあまり好ましくない称号をもたらしてしまいました。

 実際のところ、チェチェンの部隊はロシア軍が持つ似たような部隊の大部分よりもうまくやっているように見えます。

 チェチェン共和国が保有する部隊は(ロシア)国家親衛軍の一部です。つまり、同部隊は国内の脅威と戦うための装備をして訓練されていますが、その大半はウクライナでの従来型の戦争を行うために投入されています。

  今日のチェチェン治安部隊(CSF)は、親ロシア派の分離主義指導者で後に大統領となったアフマド・カディロフに忠実な民兵組織を継承したものですが、彼は2004年に暗殺されたため、息子のラムザン・カディロフがその後を継ぎました。ちなみに、CSFはカディロフの権力闘争で殺害されたヤマダエフ兄弟が率いた(現在は解散した)「ヴォストーク大隊」「ザーパド大隊」とは何の関係もありません。

 2006年、カディロフに忠実なチェチェン民兵のほとんどが第141特殊自動車化連隊として内務省に編入され、後にロシア国家親衛軍に移管されました。

 俗に言う「カディロフツィ」は、ラムザン・カディロフ首長率いるチェチェン人部隊を指す言葉です – 名目上はロシア国家親衛軍の指揮下にありますが。

 チェチェン共和国はラムザン・カディロフによって統治されています。彼は頻繁に軍備の視察や写真撮影を行っており、グロズヌイにおける戦勝記念閲兵式でその様子を携帯電話で撮影している姿も見られました。[1]

 ロシアにある別の共和国と比較すると、カディロフの支配下にあるチェチェンは高度な自治権を確立しており、事実上の独自の軍隊を持つ唯一の共和国となっています。

 ロシア国内の敵と戦うという本来の目的に従って、CSFは戦車・大砲・防空システム・航空戦力などの重装備を運用していません(ただし、少なくとも3機のオートジャイロが使用されています)。
 
 CSFは2016年12月以降にシリア各地へ投入されているほか、大規模な集会やグロズヌイでの戦勝記念閲兵式で頻繁に自らの装備を披露しています。[2] [3] [4]

 現在のチェチェンの治安部隊は、アフマド・ハジ・カディロフ名称第141特殊自動車化連隊「北(セーヴェル)」、第249独立特殊自動車化大隊「南(ユーク)」、「アフマト」緊急対応特殊課(SOBR)、「アフマト・グロズヌイ」特別任務機動隊(OMON)、アフマト・アブドゥルハミドヴィッチ・カディロフ名称特別任務民警連隊(PPSN)、制服警官隊で構成されています。

 ウクライナにおけるロシアの戦いを支えるため、2022年6月にはラムザン・カディロフによって「セーヴェル・アフマト(北)」、「ユーグ・アフマト(南)」、「ザーパド・アフマト(西)」、「ヴォストーク・アフマト(東)」の4大隊を追加編成することが発表されました 。[5]

 チェチェン共和国における大部分の部隊の名前の由来となっているカディロフ前大統領は、「アフマト・シラ(意味:アフマトの力)」という鬨の声でもその名を覚えられています。

チェチェン共和国で開発・製造された「チャボルツ-M6」軽攻撃車両(LSV)

 CSFは一般的に国家親衛軍が利用できる最新の装備を運用しており、これには大量のMRAPや歩兵機動車(IMV)、装甲兵員輸送車(APC)だけではなく、歩兵戦闘車も含まれています。

 また、彼らはロシアの他の部隊では運用されていない幅広い種類の車両も入手しています。それらには、少数のカザフスタン製「アルラン」 MRAP(注:南アフリカで設計された「マローダー」の現地生産型)、ヨルダンの「スタリオン II」IMV、イスラエルの「ジバール Mk.2」軽攻撃車両(LSV)などが該当します。

 さらに、CSFはウクライナで鹵獲したいくつかの装甲戦闘車両(AFV)さえも運用しています。これらには、少なくとも3台の「BTR-3」IFV、数台の「ヴァルタ」MRAP、そして数十台の KrAZ「コブラ」や「ノヴァター」、「M1151 “ハンヴィー”」が含まれています。
 
 また、チェチェンの自動車メーカーである「チェチェンアフト」は、CSF向けに「チャボルツ-M3」及び「チャボルツ-M6」LSVを製造しています。このLSVは主にチェチェンの部隊に配備されていますが、一部は別の国家親衛軍部隊にも配備されているようです。[6]

 また、カディロフはCSFがチェチェンで「ブラート"6x6"」 APCを組み立てることに関心を寄せていると公表したものの、ロシア製の試作型がチェチェン側の要求に沿うように多少変更された程度であり、実際の組み立てや 生産は開始されなかったと考えられています。[7]

 CSFは、ボンネットの先端に狼の頭の装飾を付けた「ボルツ」と呼ばれる特別仕様のイヴェコ「LMV」 をいくらか受領しています。

 2022年7月、チェチェンはロシアのレムディーゼル「Z-STS 6x6」APC初の運用者となり、アフマト・カディロフに敬意を表したメーカーによって「アフマト」と命名されました。この月に「アフマト」の第一陣である20台がチェチェンに供給された後にウクライナに送られ、そこでチェチェン部隊で活躍している「アルラン」や「タイフーン」、「パトロール」MRAPの仲間に加わりました。[8]

 「Z-STS "アフマト"」はウクライナでの運用を念頭に置いて特別に開発されたAPCであり、「カマズ-5350 6x6」トラックの車体をベースにしたものです。最初の開発構想からCSFへの最初の納入まで僅か4か月という「アフマト」の開発速度には目を見張るものがあります。[9]

 これらのAPCは、ほかの最新型の(ロシア製)AFVと一緒に、当面の間はチェチェン治安部隊のAFV部隊の主力として活躍し続けることになるでしょう。

チェチェンSOBRで使用されている「BMP-1P」はCSFで運用されている唯一の装軌車両である:「アフマト・カディロフ」の肖像付きの旗に注目

  1. この一覧は現在のチェチェン治安部隊で運用されている全AFVを網羅することを試みたものです。
  2. この一覧は利用できる画像などの視覚的証拠に基づいて確認された車両だけを掲載しています。
  3. AFVの運用者が判明している場合は、名称の後に括弧書きで表示しています(СОБР = SOBR, ОМОН = OMON, ППСН = PPSN, ЮГ =「北」連隊, СЕВЕР =「南」大隊)。
  4. 車両の名前をクリックすると、チェチェンで運用されている当該車両の画像を見ることができます。

歩兵戦闘車 (IFV)
  • BMP-1P [СОБР]
  • BTR-82A [СОБР]
  • BTR-3 [СОБР] (ウクライナで鹵獲され、チェチェンに持ち帰られる)

装甲戦闘車両(AFV)

装甲兵員輸送車 (APC)

MRAP:耐地雷・伏撃防護車両

歩兵機動車 (IMV)

軽攻撃車両 (LSV)

装甲強化型車両

(武装) ピックアップ・トラック

トラック


[1] Grozny Chechnya Victory Day Parade 2017 https://youtu.be/rSk2otJK1Z8?t=1827
[2] A War Within a War: Chechnya’s Expanding Role in Syria https://deeply.thenewhumanitarian.org/syria/articles/2017/11/30/a-war-within-a-war-chechnyas-expanding-role-in-syria
[3] Grozny Chechnya Victory Day Parade 2017 https://youtu.be/rSk2otJK1Z8
[4] В Грозном состоялся грандиозный военный парад, посвященный 77-й годовщине Победы в Великой https://youtu.be/g6Gn3L_vU04
[5] https://t.me/RKadyrov_95/2438
[6] Кадыров испытал чеченский броневик "Болат" https://quto.ru/journal/autorambler/kadyrov-ispytal-chechenskiy-bronevik-bolat-06-11-2019.htm
[7] https://twitter.com/RALee85/status/1108154327074590720
[8] Armoured vehicles captured from the Ukrainian army by Chechen fighters. https://youtu.be/ivkJ7wfWcqY
[9] Russia has developed an armored car "Akhmat" inspired by the special operation https://vpk.name/en/613450_russia-has-developed-an-armored-car-akhmat-inspired-by-the-special-operation.html



※  当記事は、2022年11月23日に本国版「Oryx」ブログ(英語)に投稿された記事を翻訳
  したものです。当記事は意訳などにより、僅かに本来のものと意味や言い回しを変更した
  箇所があります。